近年、特に深刻視されているのが、デジタルデバイスの長時間使用に伴う「眼輪筋(がんりんきん)」の硬直だ。スマートグラスや高解像度ディスプレイを凝視し続ける現代人は、まばたきの回数が劇的に減少している。
まばたきが減ると、目の周りを囲む筋肉が血行不良に陥る。結果としてまぶた全体が下垂し、二重のラインが押しつぶされてしまうのだ。IT企業に勤める30代女性は「リモートワークが続いてから、夕方になると完全に一重になってしまう日が増えた」と明かす。これは単なる一時的な疲労ではなく、筋肉のコリが定着しつつある危険なサインだ。