歯科治療に伴う痛みの恐怖から受診をためらう時代は終わりを告げようとしている。表面麻酔の導入や極細針の使用、コンピューター制御による麻酔液注入など、痛みを最小限に抑える最新のアプローチが一般的となった。患者への身体的・精神的負荷を減らす工夫が、診療現場の随所に張り巡らされている。
同時に、見た目の美しさと噛み合わせの機能性を追求する審美歯科や、歯を失った場合の選択肢としてのインプラント治療に対する要求も高い。立体的な画像解析を行う3D CT診断を活用し、ミリ単位の精度で処置を進めるクリニックが増えたことで、治療の安全性と持続性は大幅に向上した。