増山加弥乃の経歴を語る上で欠かせないのが、子役時代の輝かしい実績です。厳しいオーディションで知られる国民的ミュージカル『アニー』への出演や、東宝ミュージカルの金字塔『レ・ミゼラブル』のリトル・コゼット役など、数多くの大舞台で喝采を浴びてきました。
アイドル卒業後のドラマ出演作品においても、その表現力は高く評価されています。主な出演実績は以下の通りです。
- NHK連続テレビ小説『ひよっこ』(2017年):乙女寮の同僚キャストらとともに、昭和の空気感をリアルに体現する瑞々しい演技を披露。
- NHK大河ドラマ『西郷どん』(2018年):時代劇の所作や言葉遣いを的確にこなし、映像分野での適応力の高さを証明。
- フジテレビ系『ラジエーションハウス』シリーズ:ゲスト出演ながら、繊細な感情の機微を表現し視聴者の印象に残る演技を展開。
- 大型ミュージカル舞台:『ピーターパン』『ダンス・オブ・ヴァンパイア』『ロミオ&ジュリエット』など、東宝・ホリプロ系の主要ミュージカルで主要キャストを歴任。
子役からスタートした演者が大人の役者へ移行する際、多くの人が「子役特有の癖」の脱却に苦しみます。しかし増山は、思春期に映像作品と小劇場の両方を経験したことで、過剰な演出に頼らないナチュラルなリアリズム演技を身につけました。