インターネット上には喉の詰まりに関する様々な情報が氾濫していますが、中には回復を遅らせる誤解も存在します。
最大の誤解は、「食事を普通に飲み込めるなら、絶対に大病ではない」という過信です。ヒステリー球の典型的な特徴として「固形物を食べている最中は気にならない」という点がありますが、初期の食道がんや咽頭がんでも、初期段階では食事通過時の違和感を自覚しにくい場合があります。「まだ食べられるから大丈夫」と過信せず、症状が2週間以上続く場合は必ず専門医の診察を受ける必要があります。
また、「うがい薬で頻繁に消毒すれば治る」という思い込みも危険です。物理的なウイルス感染や細菌性咽頭炎ではない場合、過度なポビドンヨード等によるうがいは喉の正常な粘膜を傷つけ、かえって乾燥や異常感を悪化させる要因になります。原因に応じた的確な対処を行うことが不可欠です。