ダイゴという人物を理解する上で避けて通れないのが、その破格の家柄だ。彼はホウエン地方の巨大複合企業デヴォンコーポレーションの社長令息という、生粋の御曹司である。
しかし、彼は社業を父親に任せ切りにし、自らの情熱が向くままに世界の洞窟を巡っては鉱石を掘り続けている。一見すると道楽息子のようにも映るが、その背景には「与えられた地位」ではなく「自らの意志で掴み取る力」を重んじる美学が存在する。作中で提示される裏設定や開発小話によれば、彼がメガシンカの伝承や隕石の謎を追う背景には、自社の技術開発とホウエンの平和を守るという隠された使命感があったという。富と名声を持ちながら、それを鼻にかけずストイックに自己を磨く姿勢こそ、彼が老若男女問わず愛される理由だ。