数ある選択肢の中で、消費者が実際に選んでいる品目は何なのか。購買データや各種アンケートを集約したほっともっと人気ランキングを検証すると、不動の上位陣の顔ぶれが見えてきます。長年首位を争い続けているのは、代名詞とも言えるのり弁当、そして肉系看板のから揚弁当とチキン南蛮弁当です。
多くのメディアや消費者は、単に店頭価格の安さだけで「のり弁当が最強」と結論づけがちです。しかし、1食あたりの満腹度、タンパク質量、副菜の充足度を多角的に査定すると、別の真実が浮かび上がります。飲食業界の専門家が真のバリュー銘柄として名指しするのは、実は特のりタル弁当です。
ベースとなるのり弁当に、白身魚のフライだけでなくメンチカツやから揚などが加わり、専用タルタルソースが添えられたこの構成は、わずか100円強の追加投資で得られるリターンとしては群を抜いています。おかず単体を個別追加した場合と比較しても、パッケージとしての値引率が最も高く設定されており、舌の肥えた長年の常連客ほどこの「特のり」へと回帰していく傾向がデータにもはっきりと現れています。