一見すると単なる「悪ノリ」にも思える今回の企画だが、その根底には日清食品が創業以来脈々と受け継いできた強烈なイノベーション精神がある。世界初のインスタントラーメンを生み出した創業者・安藤百福の「誰もやらないことをやる」という哲学は、今なお同社のDNAとして生き続けている。
そして現在、同社を率いる最高経営責任者(CEO)の安藤徳隆氏のもとで、その挑戦的アプローチはさらに加速した。歴史ある看板商品だからこそ現状維持を嫌い、自ら自己否定に近いパロディを仕掛ける。この圧倒的な攻めの姿勢こそが、今回の企画を成立させた最大の推進力と言えるだろう。