朝ドラの醍醐味といえば、物語の途中で突如として存在感を放ち始める「名物キャラクター」の誕生だ。ヒロインに厳しいアドバイスを送る師匠役、怪しげだが憎めない近所のおじさん、静かにヒロインを見守る母親役など、脇を固める俳優陣の怪演が毎朝X(旧Twitter)のトレンドを占拠する光景は珍しくない。
「主役を引き立てながらも、ひとたびスポットが当たれば主役以上のインパクトを残す。そうしたバイプレイヤーたちの化学反応が、視聴者を飽きさせない連続ドラマの生命線です」と民放のドラマ制作スタッフは指摘する。視聴者は毎朝、彼らの一挙手一投足に涙し、笑い、共感している。