日常のオフィスワークや就職活動において、A4用紙の取り扱いには「知っておかないと評価を落とす盲点」が複数存在します。現場のリアルな実態から2大トラップを検証します。
1. A4履歴書印刷マナーと選び方
転職・就職活動の現場において、Web作成した履歴書を自宅やコンビニで印刷する機会が増加しています。ここで最も多い失敗が「用紙の厚み」と「印刷形態」です。
一般的なコピー用紙(坪量64〜68g/m²程度)は薄く、裏写りや頼りない印象を与えがちです。履歴書を印刷する際は、厚口の上質紙(坪量90〜100g/m²程度)を選ぶのがビジネスマナーとして推奨されます。また、サイズは「見開きA3(中央で二つ折りにしてA4サイズ仕上がり)」または「A4片面2枚」が基本であり、両面印刷で1枚にまとめるのは採用現場でのファイリングや閲覧性を損なう恐れがあるため避けるのが賢明です。
2. A4印刷設定とフチなし印刷の落とし穴
デザインチラシや提案書の表紙を印刷する際、「端まで色を敷き詰めたい」とプリンターの「フチなし印刷」を安易に選択するとトラブルの原因になります。
多くのプリンターにおけるフチなし印刷機能は、用紙の端に白い余白が出ないよう、元データを数パーセント強制的に拡大して用紙外側にはみ出させて印刷する仕組みになっています。その結果、用紙ギリギリに配置した文字やロゴ、ノンブル(ページ番号)が断裁されたように切れてしまう事故が頻発します。端までデザインを入れる場合は、あらかじめ重要な文字要素を用紙端から最低5〜10mm内側に配置しておく「マージン確保」が不可欠です。