JR鶴見駅からバスに揺られ、工業地帯の面影を色濃く残す潮田地区へ足をふみいれる。そこは全国的にも有名な「リトル沖縄」と呼ばれるエリアだ。2026年の現在、古くからの老舗精肉店や沖縄物産店が立ち並ぶ並木道には、若手クリエイターが手掛ける現代風のカフェやセレクトショップが次々と溶け込み、新しい表情を見せている。
老舗の店頭では店主とお客が親しげに沖縄の方言を交わし、向かいのカフェでは若い世代が黒糖ラテを手に談笑する。世代や出身を超えて人々が混ざり合うコミュニティの包容力が、この街ならではの心地よい空気を作り出している。