紅茶選びや店舗選びに関して、Web上で散見されるいくつかの誤解について言及しておかなければなりません。
第一の誤解は、「紅茶専門店=すべて英国式クラシックスタイルである」という思い込みです。近年の横浜では、スリランカのシングルディンブラに特化した店舗や、フレンチスタイルの華やかなフレーバーティーを主軸にするサロン、さらには和紅茶を取り揃えるハイブリッドカフェなど、多様化が進んでいます。英国式アフタヌーンティーだけを目的に訪れると、店舗のコンセプトとのミスマッチが生じるリスクがあります。
第二の誤解は、「ポットサービスであれば何杯でも美味しく飲める」という点です。茶葉が入ったまま提供されるタイプの場合、2杯目以降に過剰な渋み(タンニン)が出てしまうことがあります。差し湯(ホットウォーター)のサービスを頼めるか、あるいはあらかじめ茶葉を抜いた状態でサーブされる店舗なのかを事前に把握しておくことが、最後まで美味しく味わうためのプロの知恵です。