横浜の呑み屋街・カルチャーの発信地として知られる野毛の路地に佇むセンターグリル。その創業は1946年(昭和21年)、日本のホテル洋食の草分けである「ホテルニューグランド」初代総料理長サリー・ワイル氏が立ち上げた「B.C.エンタープライズ」の流れを汲む石橋豊吉氏によって開かれました。
当時の高級ホテル洋食は一般市民にとって手の届かない高嶺の花でした。そこで「安くて栄養のある美味しい洋食を、大勢の人に気軽に食べてもらいたい」という強い信念のもと、庶民派洋食店としてスタートしたのが同店の原点です。木目を基調とした温もりある2階建ての店内には、創業当時を彷彿とさせるノスタルジックな空気が漂い、テーブルに運ばれてくる銀色のステンレス皿がどこか懐かしい昭和の温もりを届けてくれます。