大きな話題となったことで、この竹製腕時計の具体的なメーカーやスペックにも熱い視線が注がれました。
調査の結果、この時計はフィリピンの環境配慮型ブランド「KAWAYAN(カワン)」が手がけた製品であることが判明しています。「Kawayan」とはタガログ語で「竹」を意味し、持続可能な天然バンブー素材を使って職人が手作業で組み立てる現地のエコフレンドリーなブランドです。
入手経緯は、2017年にフィリピンのマニラで開催された「ASEAN(東南アジア諸国連合)50周年記念式典」において、参加国関係者に記念品(ノベルティ)として公式配布されたものでした。
気になる市場価格は、現地での販売価格にして約2,000〜3,000フィリピンペソ。日本円に換算するとわずか4,000円〜8,000円前後という、極めてリーズナブルな工芸品です。数百万円から数千万円クラスの高級スイス時計を身につける要人も多い政界において、首脳会議の記念品を普段から気兼ねなく身につけていたという事実は、多くの国民に親しみと驚きを与えました。