大学卒業後、賀陽家の兄弟はそれぞれ民間企業に就職し、ビジネスの第一線で実直にキャリアを積み重ねています。
報道各社の取材内容によると、長男は大手信託銀行をはじめとする主要金融機関に勤務し、専門性の高い業務に従事しているとされています。一方の次男も大手民間企業に身を置き、組織の中核を担う若手・中堅社員として着実な成果を上げています。特権的な立場に甘んじることなく、自らの力で社会人としての基盤を築いている点が極めて印象的です。
こうした堅実な職業観の背景には、父親である賀陽正憲氏の歩みが大きく影響しています。正憲氏は学習院大学法学部を卒業後、旧第一勧業銀行(現・みずほ銀行)に入行。その後、民間登用によって外務省に勤務し外交官として活躍した異色の経歴を持っています。誠実に職責を全うする父親の背中を見て育ったことが、息子たちの職業選択や仕事への真摯な向き合い方に反映されています。