和田豊(わだ ゆたか)氏は1962年9月2日生まれ、千葉県松戸市出身。我孫子高校から日本大学へと進学し、東都大学リーグで首位打者を獲得するなどアマチュア球界屈指の内野手として名を馳せました。1984年のドラフト会議で阪神タイガースから3位指名を受けて入団して以来、一度も他球団のユニフォームを着ることなくタイガース一筋の野球人生を歩んでいます。
現役時代は巧みなバットコントロールと堅実な守備を武器に「安打製造機」として活躍。開幕戦からの17試合連続安打という日本記録を樹立したほか、ゴールデングラブ賞を3回、ベストナインを2回受賞し、通算1739安打を記録しました。契約更改では派手な自己主張を好まず、職人気質の堅実なプレースタイルがファンから絶大な支持を集めました。
現役引退後は2002年から打撃コーチやヘッドコーチを歴任し、星野仙一監督や岡田彰布監督のもとで2003年・2005年のリーグ優勝に大きく貢献。2011年オフに第32代阪神タイガース監督へと就任しました。1軍監督就任時の推定年俸は約8000万円から1億円規模と報じられ、名実ともに名門球団のトップとして重責を担うこととなりました。