1か月を3つの区間に分ける考え方は、古くからの和暦(旧暦)に由来している。日本には1か月を「上旬」「中旬」「下旬」の3つ、それぞれ約10日間ずつに区切る「旬(じゅん)」という暦の概念が存在してきた。「旬」という漢字そのものが「10日間」という意味を含んでいる。
新暦(太陽暦)を採用している現代の日本においても、この伝統的な区分は引き継がれている。基本的に、1日から10日までが「上旬」、11日から20日までが「中旬」、そして21日から月末までが「下旬」だ。月によって28日、30日、31日と全体の長さは変動するが、中旬に関しては1年を通じて常に「11日〜20日の10日間」と固定されている。ここが勘違いしやすいポイントだ。