適切な気象条件で現地に立てたとしても、撮影アングルを誤ると普通の海岸写真になってしまいます。現場でプロカメラマンも実践する撮影技術を紹介します。
まず最大のポイントは「カメラ位置を極限まで水面に近づける(超ローアングル)」ことです。スマートフォンであれば本体を上下逆さまに持ち、レンズが水面からわずか数センチの高さになるよう構えます。これにより、手前の水たまりが画面全体に広がり、境界線のないウユニ塩湖構図が完成します。
被写体となる人物は、水鏡の奥側に立ち、大きく手足を広げたりジャンプしたりするポーズを取ると、美しいシルエットとして浮かび上がります。露出(明るさ)はややアンダー(暗め)に設定することで、空の色彩の階調が豊かになり、被写体の黒い輪郭がくっきりと引き締まります。
足元は完全に海水に浸かるため、長靴やマリンシューズ、濡れてもよい服装が必須です。冬場は冷え込みが厳しいため、防水性の高いブーツと防風アウターを準備してください。