かつては「剃るのが当たり前」とされた固定概念に、大きな変化が訪れている。欧米を中心に広まったボディポジティブの波は、日本の若い世代にも確実に届いている。海外セレブやインフルエンサーがSNS上で自然体の姿を投稿することは、もはや珍しい光景ではない。
自分の身体をありのまま受け入れる姿勢が称賛される一方で、実用的な観点からのケアを求める声も依然として強い。汗やニオイ対策、あるいはファッションの選択肢を広げる目的で、肌を美しく整えたいというニーズは根強く存在する。つまり、「毛を無くさなければならない」という強迫観念から、「自分の心地よさのためにどう管理するか」という前向きな自己決定へと意識が変化しているのだ。