ハウス加賀谷が奇跡の復活を遂げられた決定的な要因は、相方である松本キックの存在にあります。加賀谷の休養中、松本キックはピン芸人や俳優、構成作家として活動を続けながらも、決して別の誰かと正式なコンビを組むことはありませんでした。
「加賀谷が戻ってくる場所を残しておく」という信念のもと、松本キックは10年もの間、連絡を取り合いながら相方の体調回復を静かに待ち続けました。2009年、加賀谷の体調が回復傾向にあることを見極めた2人は、プレ復帰企画を経て正式に松本ハウスの復活を宣言します。
復帰の最大の動機は、「もう一度、2人で純粋にお笑いをやりたい」というシンプルな情熱でした。ブランクを感じさせない息の合った掛け合いは、復帰ライブに詰めかけたファンやお笑い関係者を歓喜と涙に包みました。