現役引退後の2026年5月、豪栄道(武隈親方)は知人の紹介で知り合った東京都出身の一般女性と婚姻届を提出しました。約1年半の真剣交際を経てのゴールインであり、同年の11月には待望の第1子となる男児が誕生しています。
報道関係者や部屋関係者の証言によると、夫人は物静かで控えめながら、非常に芯の強い女性です。現役終盤、満身創痍の体で苦悩していた時期に精神的な支えとなったのが彼女の存在でした。アスリートとしての徹底した栄養管理や、怪我の痛みに耐える日々の愚痴を決して土俵外へ漏らさない親方の性格を深く理解し、静かに寄り添い続けたと伝えられています。
本来であれば引退直後に予定されていた断髪式は、世界的な新型コロナウイルス感染拡大の影響により2度にわたって延期を余儀なくされました。最終的に2026年1月29日、両国国技館で開催された「豪栄道引退武隈襲名披露大相撲」には約400名もの関係者が鋏を入れました。土俵中央で大銀杏に別れを告げた際、花束を手に駆けつけた愛息と妻の姿がありました。家族の確かな温もりに包まれながら、親方としての第二の人生へ踏み出す象徴的な光景となりました。