騒動の核心にあったのは、不透明な出張費支出に端を発する政務活動費返還問題だ。城崎温泉などへの頻繁な日帰り出張名目で巨額の政務活動費を受け取っていた問題は、刑事告発へと発展。事態は司法の場へと移された。
神戸地方裁判所で開かれた公判に姿を現した野々村氏の変貌ぶりは、再びメディアの度肝を抜いた。かつてのスーツ姿と独特の髪型ではなく、スキンヘッド近くまで短く刈り込んだ丸刈り頭と黒縁メガネ、マスクという出で立ちで法廷に現れたのだ。傍聴席や報道陣からは「会見時とまるで別人」「髪型が変わったことで印象が激変した」と驚きの声が上がった。このビジュアルの激変は、反省の姿勢を示す意図だったのか、あるいは極限状態における精神的ストレスによるものなのか、様々な解釈を生んだ。