先斗町歌舞練場の1年で最も華やぐ舞台が、毎年5月1日から24日前後にわたって開催される「鴨川をどり」です。1872年(明治5年)の創始以来、京都五花街のなかでも最も上演回数を重ねてきた名舞台であり、先斗町の芸妓・舞妓による華麗な舞踊劇と純舞踊の二部構成が観客を魅了します。
2026年公演のチケット構造と座席選びでは、以下の階層と鑑賞体験の違いを把握しておく必要があります。
- 特別席(茶券付):約7,000円〜8,000円前後
1階正面および2階前方の視認性に優れた座席。開演前に芸妓・舞妓による点茶(お点前)を間近で拝見でき、記念のオリジナル豆皿を持ち帰ることができます。 - 普通席(観覧のみ):約4,500円〜5,500円前後
舞台全体の構成や群舞のフォーメーションを俯瞰して楽しむのに適したエコノミカルな席種です。
客席は約500席規模と、京都の他劇団の本拠地(南座など)に比べて舞台と客席の距離が非常に近い点が特徴です。花道(本花道および仮花道)を芸妓・舞妓が衣擦れの音を響かせて通り過ぎる臨場感は、先斗町歌舞練場ならではの体験といえます。人気の日程(土日祝および千秋楽)は発売開始から即日完売することも珍しくないため、公式窓口や各プレイガイドでの早期予約が必須です。