SNSや動画配信プラットフォームの普及により、K-POPアイドルがファンに向けて「アンニョン〜!」と手を振る姿が広く浸透しました。これを目にした多くのファンが「韓国では誰に対してもアンニョンで通じるのだ」と誤解してしまうケースが後を絶ちません。
しかし、これはアイドルとファンの間に形成される「疑似的な親友関係(ファンダム文化)」という特殊な空間だからこそ成立している例外的な現象です。アイドル側は親愛の情を示す演出としてあえてパンマルを用いているのであり、彼ら自身も収録現場のスタッフや年上の関係者、公の場では一切「アンニョン」を口にせず、厳格な敬語(アンニョンハシムニカ等)を徹底しています。
ネット上の「短いから簡単」「誰にでも通じる魔法の言葉」といった安易な情報を鵜呑みにし、現地での対人関係にそのまま持ち込むのは極めて危険です。親しい関係を築く前の段階では、「迷ったら必ずアンニョンハセヨを選ぶ」というのが、トラブルを未然に防ぐ鉄則です。