この視覚的潮流の最前線を走るのは、間違いなくK-POPシーンのトップランナーたちだ。グループ「NewJeans」が提示したローファイなストリート感やウサギのアートワークは、瞬く間に世界中のSNSユーザーのタイムラインを席巻した。既存のアイドル像を打ち破るノスタルジックな世界観は、アイコン制作のインスピレーション源として絶大な影響力を持ち続けている。
一方で、国民的ソロアーティストのIUが見せる自然体な日常の一コマや、情緒あふれるビジュアル表現も根強い人気を誇る。さらに、Netflixで世界的大ヒットを記録したドラマ『涙の女王』の洗練されたスタイリングや劇中の色彩感覚は、大人のユーザー層が好むシックなアイコン表現の模範となった。エンターテインメント作品が提示する映像美が、そのまま個人のアイコン選択へと直結している。