海兵隊最先任上級曹長Smmcとは?権限や階級章の秘密を徹底解剖

海兵隊最先任上級曹長Smmcとは?権限や階級章の秘密を徹底解剖

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アメリカ海兵隊の階級制度において、兵士から叩き上げで到達できる最高峰が米軍E-9階級です。一般の海兵隊階級一覧では、E-9には作戦・技術の専門職である「最上級技術曹長(Master Gunnery Sergeant)」と、部隊統率を担う「上級曹長(Sergeant Major)」の2系統が存在します。その全Sergeant Majorの中から選考され、海兵隊にただ1人だけ任命される特別な存在こそが「sgt major of the marine corps(SMMC)」です。

SMMCの公式な任務は、海兵隊総司令官(Commandant of the Marine Corps)に対する直接の筆頭下士官顧問を務めることです。海兵隊の指揮命令系統において、将官(士官)が戦略立案や国家防衛政策の実行を担う一方で、SMMCは現場の兵士や下士官の規律、士気、福利厚生、宿舎環境、装備品の運用性、さらには人事評価制度に至るまで、全軍の基盤となる生きた課題を総司令官へ直訴する権限を持ちます。

公の場や公式行事、あるいは連邦議会の軍事委員会公聴会においても、SMMCは下士官階層の総代表として証言台に立ちます。ペンタゴン(国防総省)関係者の証言によると、「大将である総司令官であっても、SMMCが現場の皮膚感覚から発する助言を無視して独断で人事や訓練方針を決めることは実質的にあり得ない」と評されるほど、その発言力は絶大です。

井上 凛
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井上 凛

心身ともに健康で持続可能なライフスタイルをテーマに、最新のウェルネストレンドを発信中。