ネット上に散見される「RAW」と呼ばれるファイルや海賊版サイト。これらは、著作者に無断でスキャンされた画像データだ。一見、手軽に読めるように思えるが、その実態は極めて悪質である。サイトにアクセスしただけでバックグラウンドで不正なスクリプトが実行され、仮想通貨のマインニングにデバイスの電力が勝手に使われたり、クレジットカード情報が抜き取られたりする被害が後を絶たない。
「自分だけは大丈夫」という甘い考えは通用しない。現在のハッキング技術は巧妙化しており、画面上は何の変化もないまま、裏で個人情報がすべて海外のサーバーへ送信されているケースも珍しくないのだ。タダで読む代償として支払うには、あまりにもリスクが大きすぎる。