ひとくちにグレージュといっても、掛け合わせる補色やニュアンスによって退色のグラデーションは異なります。オーダー頻度の高い代表的な3つのカラーバリエーションの経過を検証します。
1. アッシュグレージュ:青みによる抜群の透明感からくすみベージュへ
アッシュグレージュの色落ち過程は、最も赤みを消す力が強いのが特徴です。染めたてはクールな透明感際立つダークトーンですが、5〜7日ほどで青みが落ち着き、スモーキーなシアーベージュへと変化します。赤みやオレンジみを徹底的に排除したい方に適しています。
2. ラベンダーグレージュ:黄ばみを封じ込めながらホワイトベージュへ
ラベンダーグレージュの色落ち経過は、退色を最も綺麗に見せたい層から圧倒的な支持を集めています。紫の色素が髪内部の黄色みを相殺(補色効果)しながら抜けていくため、退色過程で嫌な黄ばみが出ず、最終的にまろやかなミルクティーやクリーミーなペールトーンへと着地します。
3. ミルクティーグレージュ:最初から最後まで柔らかな質感をキープ
ミルクティーグレージュの色落ちは、ベージュの比率が高いため、色の劇的な変化が少なく安定感があります。染めたての柔らかい質感がそのまま薄まるようにフェードアウトしていくため、色落ちのギャップを感じにくいのがメリットです。