ネット上の掲示板やSNSでは、国立学園小学校に対して極端な言説が独り歩きすることがあります。ここでは取材データに基づき、よくある2大誤解を正します。
誤解1:「学校の手厚い授業だけで、通塾なしで御三家に合格できる」
これは完全な誤解です。学校のカリキュラムは極めて高水準ですが、近年の難関中入試における超特殊な出題傾向や志望校別対策(NN・SS特訓等)は、大手進学塾のノウハウを併用することが現実的な前提となっています。学校は「盤石な学力基盤と豊かな人間性を作る場」、塾は「入試の実戦演習とテクニックを磨く場」という明確な役割分担が存在します。
誤解2:「勉強漬けで情緒が育たないスパルタ校である」
これも実態とは異なります。創立者である堤康次郎が1926年(大正15年)に理想的学園都市として国立を拓き、赤い三角屋根の旧国立駅舎を寄附して開校した歴史が示す通り、同校の根本方針は「豊かな人間性を培うこと」です。一橋大学をはじめとする文教地区の穏やかな自然環境の中、体育行事、宿泊学習、音楽・芸術活動にも全力で取り組む校風であり、単なる「受験予備校」とは一線を画す全人教育が徹底されています。