『鬼平犯科帳』歴代キャスト徹底比較!吉右衛門から幸四郎への継承と現在

『鬼平犯科帳』歴代キャスト徹底比較!吉右衛門から幸四郎への継承と現在

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映像作品としての『鬼平犯科帳』は、原作者・池波正太郎の意向や時代の空気感を色濃く反映しながら、主役の長谷川平蔵役を名優たちが演じ継いできました。テレビドラマ史における歴代の平蔵役は、現時点で5名存在します。

初代を務めたのは、当代の松本白鸚の父であり、現在の十代目幸四郎の祖父にあたる初代松本白鸚(当時は八代目松本幸四郎)です(1969〜1972年)。池波正太郎自身が「彼をモデルにして平蔵のキャラクターを構想した」と明言している通り、まさに鬼平の原点ともいえる存在でした。その後、東映制作による丹波哲郎版(1975年)、中村プロダクション制作の重厚な萬屋錦之介版(1980〜1982年)を経て、1989年にフジテレビ・松竹制作で二代目中村吉右衛門版が幕を開けます。

吉右衛門さんはレギュラーシリーズ全9シリーズ、スペシャルドラマを含めて計150本に出演し、「鬼平といえば吉右衛門」という絶対的な金字塔を打ち立てました。そして2026年代、時代劇専門チャンネルを中心に立ち上がった新プロジェクトにおいて、吉右衛門さんの甥にあたる十代目松本幸四郎が五代目平蔵を襲名。祖父から叔父へ、そして孫・甥へと、半世紀以上の時を越えて魂が受け継がれる極めて稀有な系譜を形作っています。

渡辺 美咲
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渡辺 美咲

心身ともに健康で持続可能なライフスタイルをテーマに、最新のウェルネストレンドを発信中。