無限城編は、これまでのエピソードとは一線を画す。上弦の鬼たちとの戦いは、文字通り命の削り合いだ。アニメーション制作を手掛けるufotableの圧倒的な映像美が、皮肉にもその「グロテスクさ」を極限まで際立たせてしまっている。
「原作通りに描かなければファンが納得しない。しかし、忠実に再現すればするほど、子供向けのアニメからは遠ざかる」。制作陣が抱えるこのジレンマは、劇場のスクリーン上で生々しい暴力となって結実した。首が切られる瞬間や、キャラクターが肉体的に損壊していく描写は、大人の目から見ても息を呑むものがある。