二人の死闘は、善逸が独自に生み出した「雷の呼吸 漆ノ型 火雷神」によって決着を迎えました。この技は、壱ノ型しか使えない善逸が「いつか獪岳と肩を並べて戦いたい」という切なる願いから編み出した、善逸だけのオリジナル技でした。
雷龍の如き超神速の一撃で首を刎ねられた獪岳は、自らが劣等種と見下していた善逸が、誰も知らない「未知の型」を持っていた事実に戦慄します。落下しながら消滅する間際、獪岳は善逸の力尽きる姿を見て「道連れだ」と嘲笑おうとしますが、愈史郎に救助される善逸を見せつけられ、誰一人からも看取られることなく、孤独と悔恨の中で塵となって消え去りました。
声優・細谷佳正氏の迫真の演技(善逸役・下野紘氏との鬼気迫る掛け合い)も相まって、この兄弟弟子の決着はアニメ史に残る名場面として語り継がれています。