顔の印象が大きく変わった決定的な理由は、美容医療の有無だけにとどまりません。プロのヘアメイク関係者の間では、メイク技法の劇的なシフトが最も大きな要因として挙げられています。
90年代の日本の音楽シーンでは、素肌感を活かしたナチュラルメイクが主流でした。しかし広瀬さんは、アメリカ・ロサンゼルスでの生活や海外プロデュースの経験を経て、骨格を強調するコントゥアリングメイクや、目元を立体的に見せるグラデーションアイシャドウ、ボリュームのあるつけまつげを取り入れるようになりました。
ステージ上やカメラの前で強い照明を浴びる際、海外スタイルの立体メイクは顔の彫りを深く見せる効果があります。これが、昔の控えめなメイクを見慣れていた層に「顔立ちそのものが激変した」という強いインパクトを与えた理由の一つです。
加えて、年齢に伴う顔の脂肪のつき方の変化や、過酷なボイストレーニングによる表情筋の発達も、輪郭や口元の印象を変える大きな要素となっています。