どれほど優れた矯正法で爪をまっすぐに戻しても、根本的な原因を取り除かなければ巻き爪は高確率で再発します。巻き爪の再発予防を広島の専門家に取材したところ、日常生活における3つの改善点が浮き彫りになりました。
第1に「スクエアオフ」と呼ばれる正しい爪切りです。爪の両端を丸く深く切り落とす「深爪」は、巻き爪を悪化させる最大の要因となります。爪の先端を四角く残し、角をごくわずかに整える長さを維持することが爪の食い込みを防ぎます。
第2に「靴のフィッティング」です。つま先が細すぎるパンプスはもちろん、逆に大きすぎるスニーカーの中で足が前滑りし、指先が靴の先端に衝突することも強い圧迫を生みます。足長(サイズ)だけでなく足囲(ワイズ)に合った靴を選び、靴紐をしっかり締める習慣が爪の健康を守ります。
第3に「指先を使った正しい歩行」です。爪には本来、下からの圧力を受けないと自然に巻いていく性質があります。運動不足や「浮き指」によって親指に正しく体重がかからないと、巻き込みが進行しやすくなります。かかとから着地し、最後に親指の腹で地面をしっかり蹴り出す歩行を意識することが重要です。