手術後の痛みについて、「いつまで続くのか」と不安を感じる方は少なくありません。手術の傷口や切開した筋肉周囲の急性的な痛みは、術後2週間から1ヶ月程度でピークを越え、徐々に軽快していきます。
ただし、これまで使えていなかった筋肉が急激に動かされることによる「筋肉痛」や、関節周囲の張り感・違和感は術後3〜6ヶ月ほど残る場合があります。これらは組織が回復・適応していく過程で生じる自然な反応であり、無理のない範囲で温熱療法やストレッチを組み合わせることで和らいでいきます。
【職場復帰の時期の目安】
・デスクワーク中心の職種:退院後、術後約1ヶ月〜1ヶ月半で復帰可能
・立ち仕事や歩行が多い職種:術後2ヶ月〜3ヶ月程度で段階的に復帰
・重労働・荷物の運搬を伴う職種:術後3ヶ月以降、関節への過負荷を避ける配慮が必要
通勤時の満員電車での転倒や、長時間の同一姿勢による関節の強張りを防ぐため、復帰初期は時差出勤や適度な休憩を取り入れる調整が望まれます。