骨端線が閉じると身長は止まる?閉鎖年齢やレントゲン確認法を解説

骨端線が閉じると身長は止まる?閉鎖年齢やレントゲン確認法を解説

骨端線が閉じると身長は止まる?閉鎖年齢やレントゲン確認法を解説の重要なポイントについて、専門知識を詳しくお届けします。

SNSや動画サイトでは、「20歳を過ぎてから骨端線を復活させて身長を伸ばす方法」「サプリメントで閉じた骨端線を開く」といった情報が拡散されることがあります。結論から言えば、一度骨化して閉鎖した骨端線が再び軟骨組織に戻る(復活する)ことは医学的にあり得ません。

骨端線の閉鎖は不可逆的な生理現象です。もし成人後に「骨端線が開くサプリ」を謳う商品が存在する場合、それは虚偽誇大広告に該当します。

では、20代以降に「実際に身長が1〜2cm伸びた」という体験談が存在するのはなぜでしょうか。これには明確な医学的・解剖学的理由があります。

  1. 不良姿勢・猫背の矯正:背骨(脊柱)の生理的弯曲が正常化し、骨盤の傾きが改善されたことで、本来持っていた本来の身長が計測された。
  2. 椎間板の水分量と厚み:背骨の骨と骨の間にある椎間板は、朝と夜で厚みが変わり、適切な休息やストレッチによって数ミリ単位の厚みを回復する。
  3. O脚やX脚の改善:膝関節や股関節のねじれが整い、脚のラインが直線に近づいたことによる物理的変化。

これらは骨そのものが長くなったわけではなく、身体のゆがみをリセットしたことによる測定値の改善です。

中村 さくら
Author

中村 さくら

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。