2026年の夏、奈良の夜景を鮮やかに塗り替える「なら燈花会」が今年も開催される。基本となる点灯時間は19時00分から21時30分頃まで。日が沈みきり、空が深い群青色から闇へと溶け込んでいく黄昏時こそ、ロウソクの明かりが最も艶やかに映える最高のタイミングだ。
広大な公園内に散在する複数のエリアでは、それぞれ異なる表情の灯りが訪れる者を魅了する。浅茅ヶ原の竹オブジェや浮雲園地の壮大なキャンドルアートなど、洗練された造形美が視界いっぱいに広がる。この感動的な空間は、イベントの運営を足元から支えるNPO法人なら燈花会の会と数多くの市民ボランティアの手によって支えられており、手作りの温もりと美意識が今もなお息づいている。