二人の結婚当初、インターネット上や一部の週刊誌では「大女優と元アイドルの格差婚」「りえが主導権を握る姉さん女房の尻に敷かれているのではないか」といった穿った見方が散見されました。しかし、これらは現場の取材実態を無視した大きな誤解です。
舞台関係者の間では、森田剛の演劇に対する憑依的なまでの集中力と感性の鋭さは以前から「孤高の天才」と評されていました。宮沢りえ自身、野田秀樹や蜷川幸雄の舞台で揉まれてきたからこそ、森田剛の底知れない才能に惚れ込み、対等な演劇人として深く尊敬しています。
宮沢りえが森田剛をリードしているように見えて、私生活では寡黙で芯の強い森田剛が宮沢りえの情緒的な支えとなり、決断をどっしりと支えているのが実態です。外見的な知名度や過去の肩書きだけで測れない、精神的なギブ・アンド・テイクが成立しています。