では、水の色が電極の反応であるならば、身体へのデトックス効果は完全なプラシーボ効果なのだろうか。2026年に実施された最新の水質精密分析データ(ICP-MS等による水溶性元素定量分析)は、興味深い事実を示している。
人を入れずに電極のみを作動させた対照実験の水と、実際に30分間足を浸した後の水を比較分析した結果、後者の水からは微量のヒ素、鉛、アルミニウム、水銀といった有害重金属の濃度上昇が確認された事例が報告されている。お湯全体の劇的な変色自体は金属電極の溶出が原因であるものの、その懸濁液の中に体表の汗腺を通じて微量の代謝老廃物や重金属イオンが引き出されている可能性は排除できない。
足裏には数万とも言われる汗腺が密集している。温熱効果によって血管が拡張し、微弱電流の刺激によって発汗が促進されることで、通常の入浴では得られにくい局所的な代謝促進が生じる。単なる着色実験と一蹴できないのは、この生体反応が組み合わさっているからにほかならない。