大作映画の陰で、単館系ミニシアターや小規模公開からスタートしたインディーズ作品が劇的な口コミ旋風を巻き起こす現象も無視できない。低予算でありながら圧倒的な脚本力や斬新な演出手法で制作された作品が、X(旧Twitter)やTikTokなどのSNSを通じて若者世代を中心に一気に拡散されている。
「予想を180度裏切る展開」「観終わったあとに誰かと議論したくなる」といったリアルな声が呼び水となり、当初は数館のみでの上映だった作品が全国の主要シネコンへと順次拡大公開されるケースが後を絶たない。メジャーとインディーズが互いに刺激し合う現在の映画市場は、まさに百花繚乱の様相を呈している。