函館から上京し、東京のライブハウスで泥臭い活動を続けていた初期のGLAY。当時はチケットノルマに追われ、バンドマンたちの生活は困窮を極めていた。そんな極限状態のTERUを傍らで支えたのが、後に最初の妻となる塩沢ちなみさんだ。彼女はファンの間でも知られる存在であり、まだ何者でもなかった彼らの音楽活動を生活面から全面的にバックアップしていた。
リーダーのTAKUROが曲を作り、TERUが圧倒的なハイトーンボイスで歌い上げる。その情熱が実を結び、ついにポニーキャニオンからのメジャーデビューが決定する。インディーズ時代の過酷なロードを共に歩み、二人の子どもをもうけた夫婦の絆は、誰の目から見ても揺るぎないものに思えた。