視点を「演奏技術」や「音楽理論」へと移すと、また別の最高峰が存在感を放ちます。現代ポピュラー音楽やジャズの領域で世界中のプレイヤーが憧れる聖地といえば、米ボストンのバークリー音楽大学のギター科です。
バークリーは、ジョン・メイヤーやアル・ディ・メオラをはじめとする世界最高峰のギタリストを無数に輩出してきました。高度なインプロビゼーション理論と超絶技巧を体系的に叩き込む教育メソッドは圧倒的で、日本国内のプロミュージシャンの間でも「ポピュラーギター演奏における東大・ハーバード」として別格視されています。
一方、純粋なアカデミズムの世界に目を向けると、東京大学クラシックギター部の存在も無視できません。日本屈指の頭脳を持つ東大生たちが集うこの部活は、全日本学生ギター連盟などでもトップクラスの演奏技術と緻密な合奏アンサンブルを披露することで知られており、クラシックギター愛好家の間では文字通り「本物の東大ギター」として高く評価されています。