駅前だけでなく、住宅街の庭木やマンションのベランダにムクドリが寄り付き始め、その鳴き声に悩まされるケースも増えている。個人レベルで効果的な対策を講じる場合、まずは彼らの「足場」と「安心感」を奪うことが鉄則だ。
CDや光るテープを吊るす古くからの方法は、数日で警戒心が薄れるため一時的な効果にとどまることが多い。最も確実なのは、枝葉が茂りすぎた庭木を強剪定(きょうせんてい)して見通しを良くし、隠れ場所をなくすことだ。また、ベランダには隙間のない防鳥ネットを張り、手すりに飛来防止のスパイク(剣山)を設置するのが有効だ。鳴き声が本格化する前の「下見」の段階で迅速に追い払う行動が、被害の長期化を防ぐカギとなる。