政界全体を覆う不信感の嵐は、自由民主党の公認候補として立つすべての議員に重い足かせとなっている。次回の参議院議員通常選挙に向けて、党の看板だけに頼る選挙運動はもはや完全に破綻した。参議院において安定多数を維持できるかどうかは、神奈川のような複数定数区で確実に議席を確保できるかにかかっている。
週末ごとの地元入りでは、駅頭でのビラ配りや地域住民との対話集会が執拗なまでに繰り返されている。かつての大規模な集会スタイルから、商店街の路地裏や個人宅のリビングで行う少人数座談会へとシフト。大臣職の公務で多忙を極めるスケジュールの合間を縫い、有権者一人ひとりと目を合わせて握手を交わす地道なドブ板選挙が展開されている。