部屋の冷えやすさは、木造和室・鉄骨洋室構造の違いや、南向きの窓の有無、天井の高さによって根底から変わる。断熱性の高い現代のマンション(鉄骨・鉄筋コンクリート)であれば、カタログ上で「6畳用」とされているモデルでも、9〜10畳ほどの空間を十分に冷やせるケースが珍しくない。
そこでプロが推奨する正しい選び方が、畳数ではなく冷房定格能力 (kW)に着目するアプローチだ。必要な冷房能力の簡易計算式は「部屋の畳数 × 0.19kW(高断熱住宅の場合)」で求められる。たとえば12畳の最新マンションなら「12 × 0.19 ≒ 2.28kW」となり、2.2kW〜2.5kWクラスのモデルで十分賄える計算だ。必要以上に大きな馬力の機種を買わずに済むため、初期費用と電気代の両面で劇的な節約が可能になる。