歌舞伎町の交差点から数分、ビル一棟がまるごと謎に包まれた「東京ミステリーサーカス」は、オープン以来、国内外のエンタメファンを魅了し続けている。運営を手掛けるのは、日本における「リアル脱出ゲーム」の先駆者である株式会社SCRAPだ。創業者の加藤隆生氏が投じた「物語を観るのではなく、自ら体験する」という概念は、いまや国境を越えて浸透した。
館内は複数のフロアに分かれ、数分で遊べる軽快なアトラクションから、数時間に及ぶ重厚な推理劇まで多種多様なコンテンツが並ぶ。かつて一部のマニア向けと見なされていた謎解きは、今や老若男女が熱中する都市型アクティビティとして完全に定着した印象を受ける。