合否確認の喜びやショックに打ちひしがれている間にも、容赦なく進行するのが高校受験 入学手続き 締め切り 期限のカウントダウンです。高校入試における最大のリスクは、「合格したこと」に満足して入学手続きの期限を1分でも過ぎてしまうことにあります。入試業務における締め切りは1秒の遅れも例外なく「入学辞退」として処理され、法的な救済手段も存在しません。
特に複雑を極めるのが、公立高校を第一志望とし、私立高校を「併願(滑り止め)」として確保しているケースです。私立高校の入学手続きには、以下の3つのパターンが存在します。
1つ目は「公立発表日の翌日まで入学金納入を全額待ってくれる完全延納型」、2つ目は「一次手続金(延納金として約3万〜5万円)を期日までに納入すれば、残金の納入を公立発表後まで延期できる分納型」、そして最も危険なのが「公立の合否にかかわらず、私立発表から数日以内に入学金全額(約20万〜30万円)の納入を義務付ける即納型」です。
分納型の場合、公立高校の合格発表日そのものが「二次手続の最終期限」に設定されているケースが極めて多く、ネットで公立の合格を確認してから銀行窓口やオンライン決済を済ませるまでの猶予が「わずか半日(当日15時まで等)」しかないこともあります。クレジットカード決済のエラーや銀行の振込限度額設定によって支払いが弾かれ、入学権利を失ったという痛恨の事例は毎年繰り返されています。納入ルートと口座残高の確認は、合格発表前の段階で万全に整えておく必要があります。