都内および地方都市の高校生を対象にした現地ヒアリングでは、プレゼントに対する男女のコミュニケーションのズレが浮き彫りになりました。
都立高校2年の男子生徒(サッカー部所属)は、次のように当時の体験を振り返っています。
「去年の誕生日に彼女から高価な有名セレクトショップの服をもらったのですが、自分の普段のジャージやストリートスタイルと全く合わなくて着られず、すごく申し訳ない気持ちになりました。一番嬉しかったのは、部活帰りにさっと使えて充電が速いモバイルバッテリーと、短い手書きのメッセージカードをもらった時でした。背伸びせず、毎日の生活を見てくれているんだなと感じました」
別の県立高校3年の女子生徒は、周囲の失敗談を踏まえた工夫を語ります。
「友達の間で、手作りのコルクボードやアルバムをあげて彼氏がリアクションに困っていたのを見ていたので、私は実用的なタンブラーに、彼氏が好きなスナック菓子と手紙を添えて渡しました。合計3,500円くらいでしたが、『本当に使いやすい!』と毎日学校に持ってきてくれて大成功でした」
現場の声から見えてくるのは、「形に残る記念品」よりも「普段の生活を快適にする実用品+心温まる一言メッセージ」の組み合わせこそが、男子高校生にとって最もストレスフリーで幸福度が高いという現実です。