彼女の演劇的ルーツはミュージカルにある。幼少期から培われた圧倒的な歌唱力と、舞台映えする大きめのリアクション、そして独特の間合い。これこそが彼女の最大の武器であり、同時に「ドラマの画面では浮いて見える」という批判の矢面に立つ理由でもある。
繊細でリアルな日常芝居を好む層からは「演技が過剰だ」「表情を作りすぎている」と受け取られることがある一方で、舞台ファンや強烈なキャラクター描写を求める層からは「圧倒的な存在感」「彼女にしか出せない味」と絶賛される。この表現美学のギャップこそが、視聴者の好悪をクッキリと分かつ最大の要因だ。