ネット上の情報や旅行ガイドでは「中華そばが有名なうどん屋」というキャッチコピーが先行しがちですが、ここにいくつかの誤解が生じています。
第一の誤解は、「中華そばだけが突飛に美味しい色物店なのではないか」という懸念です。これは完全な誤りであり、うどん自体のクオリティが香川県内でも上位クラスに位置しているからこそ、中華そばの出汁が生きています。基本のかけうどんや釜揚げうどん、冷やしぶっかけを食べれば、小麦の締め方や出汁の深みが本物であることは一目瞭然です。
第二の盲点は、訪問時間帯と麺切れリスクです。「14時まで営業」と記載されていても、讃岐の製麺所直営店における営業時間は実質的に「麺がある限り」を意味します。特に休日や連休期間は13時過ぎには麺が終了し、暖簾が下げられるケースも珍しくありません。中華そばの麺やチャーシューも仕込み分が終了次第提供打ち切りとなるため、「午前中の早めの時間帯(9:30〜11:00)」を狙うのが玄人の定石です。