35周年を彩った歴代モデル一覧を振り返ると、それぞれが明確なコンセプトと圧倒的な完成度を誇っていたことが分かります。カシオが段階的にリリースした主要4大コレクションの特徴は以下の通りです。
第1弾として登場したBIG BANG BLACK(ビッグバンブラック)は、宇宙誕生前の「無」を表現した漆黒のシリーズ。塗料に光を乱反射する微粒子を練り込み、光沢を極限まで抑えたマットブラックは、これまでにない重厚な質感を打ち出しました。
続いて発表されたRED OUT(レッドアウト)は、ブランドカラーである赤を無骨に突き詰めた意欲作です。液晶画面や文字板、ケースに至るまで鮮烈なレッドで統一され、粒子感のある無反射コーティングによって異次元の存在感を放ちました。
第3弾のORIGIN GOLD(オリジンゴールド)は、初代DW-5000のDNAを受け継ぐスクリューバック仕様に、鮮やかなイエローゴールドのIP処理を施したメタルパーツを融合。初期の傑作DW-5700やフロッグマンGF-8250をベースにしたモデルもラインナップされ、往年のオールドファンを歓喜させました。
そして集大成となったのがMAGMA OCEAN(マグマオーシャン)です。地球誕生時のマグマの海をイメージし、ブラックを基調にレッドとローズゴールドの差し色を効かせたカラーリングは、G-SHOCKが誇る最高峰のタフネスデザインとして今も語り継がれています。